Yuki-KG’s blog

アメリカやイギリス、英語のことなど書いています。

英語で数学〜数と式(2)〜

小学校の算数や、中学高校の数学でいろいろ習いましたが、そこで習った言葉や公式や定理について、英語でなんて言うんだろうと思ったことありませんか?

そんな、算数や数学で出てくる英語をまとめてみました。

英語で数学〜数と式(1)〜はこちらをご覧ください。

続きを読む

英語で数学〜数と式(1)〜

小学校の算数や、中学高校の数学でいろいろ習いましたが、そこで習った言葉や公式や定理について、英語でなんて言うんだろうと思ったことありませんか?

そんな、算数や数学で出てくる英語をまとめてみました。

とは言っても筆者も数学から離れて長いので、あまり数学的に厳密な定義や言い方ができていないかもしれません。また、一応中学から高校レベルまでの数学について解説しますが、一部、高校レベルを超えた数学も含むことがあります。あくまで、「この言葉は英語ではこう言う」ということを意識していただければと思います。

続きを読む

アメリカの電話を日本で使ってアメリカ気分

アメリカで電話の受話器を上げると、日本の電話とは違う独特の「プルルルルルル…」という音が鳴ります。


www.youtube.com

そのまま電話をかけて、相手が呼び出し中の時には、また独特の呼び出し音が鳴ります。


www.youtube.com

相手が話し中だったり、話し終わって相手が電話を切った時の「プーッ、プーッ、プーッ、…」という音も、日本とは違いますね。


www.youtube.com

この音、日本にいながらにして実現できたらいいと思いませんか?

家の電話が普通のアナログ電話だとちょっと難しいですが、NTTの「ひかり電話」にしていれば、やり方があります。

私の自宅でやってみたので、備忘録をかねて書き残します。

続きを読む

英語の句読点の使い方

英語の句読点の使い方のルール (punctuation rules) について、なかなかきちんと教わる機会がないのですが、ちゃんとした英文を書くときには守らなければなりません。

国によって微妙に違いがあったりするので、国際的な論文にしてもWikipediaの英語版にしても、スタイルマニュアルを作ってその中で句読点の使い方のルールが決まっていたりするのですが、一般的な規則としてのルールについて紹介します。

続きを読む

英語のエッセイの効果的な書き方

英語の文章の書き方にはある決まった型、お作法があります。文章といっても小説や脚本から、新聞・雑誌記事、スピーチ原稿にいたるまでいろいろありますが、ここでは一番書く可能性の高そうな、エッセイについて紹介します。

続きを読む

英語で参考文献を書く

本でも論文でもブログでも、なにかを書くときに、他人のアイデアや言葉を使うときは、その出典を文献管理 (documentation) しなければなりません。それをしないで、他人の考えを盗んで自分のもののようにみせかけることは、盗作 (plagiarism) とよばれ、ばれると非常に重い社会的制裁を受けてしまう重大な反則事項です。

ここでは英語で文章を書いたときの参考文献の参照のしかたを紹介します。

続きを読む

英語で題名を表記する

英語を書くときに、新聞記事のタイトル、雑誌名、本の題名、映画の題名、テレビ番組名、その一話一話の題名をどういうふうに表記するか、意識していますか? 日本語だと、カギカッコ(「」)で囲んだりするのですが、英語でもちゃんとルールがあるのです。

今回は題名を表記するときのルールについてみていきます。

イタリックにするもの

次のようなものは、イタリックにします。手書きの場合は、アンダーライン(下線)を引きます。

  • 本の題名(例:A Tale of Two Cities二都物語」)
  • パンフレット名
  • コレクション名
  • 雑誌など定期刊行物の名前(例:The PostNewsweek
  • 新聞の名前(例:The New York TimesThe Yomiuri ShimbunThe Wall Street Journal
  • 長編詩の名前(例:Odysseyオデュッセイア」)
  • 演劇のタイトル(例:La Traviata「椿姫」)
  • 映画のタイトル(例:Bonnie and Clyde俺たちに明日はない」、Seven Samurai七人の侍」)
  • ミュージカルのタイトル(例:Mamma Mia「マンマ・ミーア」、Half A Sixpence「ハーフ・ア・シックスペンス」)
  • 絵画や彫刻の作品名(例:The Jewish Brideユダヤの花嫁」、The Thinker「考える人」)
  • テレビ番組名(例:Miami Viceマイアミ・バイス」)

題名が冠詞(a、an、the)ではじまるようなとき、それをつけると文の構文に合わなくなるような場合には、その冠詞を取ることができます。たとえば、

Dickens’ A Tale of Two Cities was his favorite novel.

ディケンズの「二都物語」は彼の好きな小説だ。

とすると、Dickens’ A Tale ...となってしまい、文法的におかしくなってしまいますね。

そんなときには、Dickens’の次のAを取り除いて

Dickens' Tale of Two Cities was his favorite novel.

とします。

雑誌や定期刊行物などの名前が冠詞ではじまるようなとき、それが文中にくる場合には、その冠詞はイタリックにしたり下線を引いたりはしません(ただし、その冠詞が文頭にくる場合は除きます)。たとえば

The headlines of the Post are legendary.

「ザ・ポスト」のヘッドラインは伝説になるほど有名だ。

の「the Post」の前の「the」はイタリックになりません。

引用符でくくるもの

次のようなものは、ダブルクォーテーション(引用符)でくくります。

  • 新聞や雑誌の記事名
  • エッセイの名前
  • 歌の名前
  • 本の各章のサブタイトル
  • 短編小説のタイトル
  • 短編詩のタイトル
  • ミュージカルの一場のサブタイトル
  • テレビ番組の一話のタイトル

例:

I saw a movie made from the short story “Ballad of the Sad Cafe”.

私は短編小説「悲しき酒場の唄」をもとにした映画を見た。

 

I love “the Trouble with Tribbles” episode of Star Trek.

私は「スタートレック」の「新種クアドトリティケール」の回が好きだ。

まとめ

いかがでしたか?

題名の書き方には2種類あることをみていきました。

  • 本、パンフレット、コレクション、定期刊行物・雑誌、新聞、長編詩、演劇、映画、ミュージカル、絵画や彫刻、テレビ番組の名前は、イタリックにする
  • 新聞・雑誌記事、エッセイ、歌、本の各章、短編小説、短編詩、ミュージカルの一場、テレビ番組の一話のタイトルは、引用符でくくる

題名の表記のルールを知って、正しく英文を書くようにしましょう。

参考文献

The Princeton Language Institute. 21st Century Guide To Improving Your Writing. New York: Dell Publishing, 1995.